ロングテールはGoogleやAmazonだけのものではない。

ロングテールは、”商売上”だけのものでない
ということを申し上げたい。


こういった、
いま私がまさに書いているような
ブログのエントリーに関して
ロングテールという考え方が
当てはまるということを申し上げたい。


ロングテールというものの一つの見方として
「物理的にゼロに限りなく近いので
無視してもほとんど問題ない、
無視されざるを得ない存在」
と言ってよいかと思う。


私を含め
世の中の無名な者一人一人が書くブログのエントリーは
まさにロングテール(の一つの要素)である。


書かれたエントリーが誰かに読まれる確率は
限りなくゼロに近い。
しかし、ゼロではないのである。


ネット上に公開されていて
特別望まなければ
Googleなどの検索エンジンが自動的に拾ってくれて
いつかどこかで、誰かに読んでもらえる可能性は
ゼロではないことはまちがいない。


だから
ブログのエントリーというものは
今までの常識で言うと
「こんな些細な内容をエントリーに書いても意味がない」
というようなものでさえ
書くべきである。
「書こうかな」
と、一瞬でも思ったものは
可能な限り書くべきである。
そして
いったん書いたものは
可能な限り、削除してはならない。


ブログのエントリーを書くことは
タンス預金を銀行に預金することのようでもある。


タンスにしまわれているお金は
自分のためにはもちろんなるが
それだけにとどまり、
世の中の役に立たせることはできない。


そのお金を銀行に預金することによって初めて
世の中の誰かの役に立つようにすることができる。


ブログのエントリーも
書かれて初めて
世の中の誰かが読むことができるという点で
同じことであるなと思った。