「読み・書き・そろばん・ネット」「衣・食・住・ネット」

ネットは、
人間にとって基本的に必要な存在になった?


ネットでの情報、議論が
衆議院選挙の結果へ及ぼしたであろう
状況を見て、思った。


いままで、
「あると便利かもしれないが、
なくても困らないもの」
であったのかもしれないが、
昨今のように、
私たちの生活の基本的な部分にまで
ネットが影響を及ぼすようになるということは、
「なくてはならないもの」
になったということだ。


そうであるならば、
各自がネットを扱う技術を習得することは
必要不可欠な、生活の一部となる。
「読み・書き・そろばん」
「衣・食・住」
と、ネットは、
同等のレベルで
とらえられなければならない。


ネットから
どんな情報をどのように得るか
ネットへ
どんな情報をどのように出すか
ネットの情報が
人々の意識、考えに影響を与え
それが選挙結果となり、
私たちの生活への影響となって現われる。


選挙だけでなく
生活のあらゆる場面が
ネットから影響を受けることは
今後ますます増える。


ネットでは、
ものごとの起こり方が
いわゆるリアルの世界の場合とは、
ちがった形になる。


ネットがつ持つ特性の
よい点・悪い点をふまえ
ネットでのものごとの起こり方を
上手に利用できる人が
ネットの影響力
イコール「権力のようなもの」を
持つことになる。


従来は
マスコミの影響力を味方につけた者が
権力を握ったかもしれないが、
そのためには
マスコミから「注目してもらう」ことが
必要であり、
自分だけではどうにもならない部分が
まだまだ多かった。

しかし、
ネットでは
自分だけではどうにもならない部分を
限りなく小さくすることが可能だろう。
マスコミに「注目してもらう」必要はなく、
直接国民から「注目してもらう」
ことだけが必要なのだ。