放送局の「本質的な強み」

OutLogic - 視点 リサーチ- 電波利権(池田信夫):放送局が防衛する既得権益とは

それにしても、放送局の本質的な「強み」は、「電波」だけなのでしょうか。

経営戦略上のリソースという観点からみても実際には、「コンテンツ制作力および編成力」にこそ、その「強み」があるのではないでしょうか。

もし後者を強みと認識するのであれば、もっともっと今の産業構造の変化をチャンスとして活かせるはずなのですが・・・

「コンテンツ制作力および編成力」にこそ、その「強み」があるのでは。
と私も思う部分もあるのだが、
「コンテンツ制作力および編成力」のうちの
大きな割合の部分が
「下請け」と言われる「番組制作会社」へ
移出している実態を考えると、
「放送局」という企業単体では
「コンテンツ制作力および編成力」の蓄積は
私たちが考える以上に少なくなっているとも
言えるかもしれない。