政治家、マスコミは「動かない」のではない。

政治家にしてもマスコミにしても
「どうしてこんな、まちがったことばかりしているの?」
という批判がよくある。
「政治家、マスコミはやっぱりだめだ」と。


しかしそれは
政治家、マスコミは正しいことをしない
ということではない。
政治家、マスコミは正しいことを「最後にやる」のである。


政治家、マスコミは世間の目を最も気にする存在である。
常に、世間の目はどっちを向いているかをチェックしていて、
自分たちもそれに乗り遅れまいとして動く存在で、
それこそが唯一
政治家、マスコミが生き残るための術なのである。


そこをしっかりと理解、認識した上で
政治家、マスコミを利用すればよいのである。


何かの運動でも、主義主張でも
何かを成し遂げたいと思えば、
政治家、マスコミが持っている力を利用することが
主な方法となろう。


しかし、政治家、マスコミは
なかなか思うように動かないものである。
だがそこでじれて、あきらめては
何もかもが無駄になってしまう。
目には見えないようでも、
政治家、マスコミは世間の動きを注視している。
自らはどちらに付くのがよいのか
じっと機会をうかがっているのである。


そして機が熟したとき、
雪崩をうつように
一気に政治家、マスコミが動く。
最後の最後で動く。
そして物事はめでたく成し遂げられる。