オレは男、わたしは女

男が情けなくなったと、
よく言われている。
結婚できない男が多くなった。
女の人から「結婚してもらえない」男が増えた
というような言われ方だ。


また、
性のちがいによる社会的な”差別”は
厳しく禁じられている。


差別を禁じるのは
絶対に当たり前のことだが、
そういうことではなく、
男、女には
それぞれの”向き不向き”がある。


男と女では
からだのつくりが違うし、
育てられ方などが違う。
あらゆることがちがう。


人それぞれに向き不向きがあり、
各自が向いていることに取り組むほうが
社会の発展に貢献できるのと同様、
男女にも
それぞれの向き不向きがあるのだから
それぞれが向いていることをやればよい。


私は男だから
女性がおかれている立場などについては
実感はできないが、
世の中の男性は
「オレは男」という気持ちを常に持ち、
男としてこの社会に何ができるかを考え、
女とはちがう”男”なんだという意識で
女性と向き合えば
男であるからこそ
女性にはないものをたくさん持っている
と思えるのではないか。


そういう気持ちを持つことができれば
情けなくなる必要なんかないし、
地に足がしっかりとついた生き方が
できるのではないかと思った。